埼玉県川口市安行吉岡1361 富雙山金剛寺の写真1
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富雙山金剛寺  (こんごうじ)


埼玉県川口市安行吉岡1361

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基本情報


※地図上の表示位置はGoogleの位置情報を利用しているため、微妙に異なる場合があります。地図の表示位置は「情報編集」ボタンから修正できます。
住所 埼玉県川口市安行吉岡1361
五畿八道
令制国
東海道 武蔵
アクセス 埼玉高速鉄道新井宿 徒歩17分
御朱印授与時間
電話番号 0482963363
FAX番号
公式サイトURL
御本尊
宗派 曹洞宗
創建・建立
由来 境内掲示板
金剛寺
 当寺は曹洞宗に属し、山号を富雙山と称し、入間郡越生町龍穏寺(関三刹)の末寺である。室町時代の中頃、明応五年(1496)に、当時この地方を支配していた豪族中田安斎入道安行により開創された。この人物の名が、当地「あんぎょう」の地名になったと伝えられている。
 縁起によると、当時戦乱の世にて中田氏自身も多くの人々を殺傷し、その罪業に毎夜苦しんでいた。たまたま当地を行脚していた禅僧に出会い、その教えに従って吉岡の地に草庵を結び、金剛般若経をよりどころとして供養し、その苦しみから救われたという。
 この縁により仏門に帰依し、この地に伽藍を造営し、その禅僧(龍穏寺七世節庵良筠禅師)を開山とし、自らは開基となり、寺名は金剛経に求め金剛寺とし開創した。江戸時代に至ると、寛永十九年(1642)三代将軍家光より御朱印十石を賜わり、門派は十数ヵ寺に及んだ。
 堂宇は戦後縮小改築されたが、山門は約400年前に構築されたもので、桃山様式を取り入れた四足門で、市内最古の棟門である。また、墓地には県指定旧跡「安行苗木開発の祖 吉田権之丞の墓」がある。約200年前に当山十九世海牛禅師により始められた灸施寮は有名で、現在も「お灸の金剛寺」として広く人々に親しまれている。

境内掲示板
金剛寺
所在地 川口市大字安行吉岡
 金剛寺は、曹洞宗の寺で、明応五年(一四九六)に中田安斉入道安行が開基したと伝えられ、寺名も安行が金剛経を信奉していたことに由来している。
 この寺は、かつては僧侶修行道場の格式をもっていたが、現在では「お灸の寺」として広く知られている。
 ここの墓地には、「安行苗木開発の祖」として知られている吉田権之丞の墓がある。小松石で作られた舟形の墓石で、棹石の高さ六七・五センチメートル、幅三二センチメートルで中央に観音立像が肉彫され、向って左側に「元禄十六癸未年七月朔日」右側に法名の「蔭清禅定門」と刻まれている。
 吉田権之丞の人となりについては、文献等の資料がないのではっきりしないが、言い伝えによると、権之丞は、若い時から草花や盆栽に趣味を持ち、珍しい草木を集めてこの地に栽培したところ、土質・風土が適合し、その成育がよかったので、これらの苗木の育成に当ったという。権之丞の子孫である吉田家は、現在も安行地区で植木業を営んでいる。
  昭和五十八年三月
   埼玉県

新編武蔵風土記稿
(安行村吉岡組)
金剛寺 曹洞宗入間郡龍ヶ谷村龍穩寺ノ末ナリ寺領十石ヲ寬永十九年御朱印ヲ賜フ富雙山ト號ス本尊ハ釋迦文殊普賢ノ三像ヲ安ス當寺ハ明應五年中田安齋入道安行開基ス此人法謚ヲ富雙隣雄居士ト稱セリ卒年ヲ傳ヘス開山雪庵良筠和尙ハ本寺七世ノ僧ニテ天文十三年十月廿八日寂ス
寺寶 古文書二通 此文書ニ據テモ昔ヨリシカルヘキ寺院ナルコト知ルヘシ其文左ニノス
御寺家御門前へ不可入公方人候至于違犯之輩者可蒙仰候速可及其斷候恐々敬白
  永祿二年己未十月十三日
      太田美濃守資□花押
   金剛寺侍衣禪師
於安行寺領之事黑川證文令披見則古來自領主寄進與只得候然間不可有公儀之綺猶此上も領主へ侘言尤候扨又於在寺者太田美濃守如證文橫合非分不可有之者也仍狀如件
  天正十二年甲申三月三日
      糺明之使 塀和伯耆守
              江雪
   金剛寺
衆寮 鐘樓 安永六年鑄造ノ鐘ヲ掛ク 白山堂 天神社 藥師堂 行基ノ作ナル藥師ヲ安ス 經塚
神社・お寺情報 境内掲示板
金剛寺の経塚
 当経塚は金剛寺の縁起にまつわる遺構である。当寺開山節庵良筠禅師と開基中田安斎入道安行との逸話と経塚造築のいきさつは、当遺構の前に立てられている『経塚』銘の石碑に詳しく記されている。
 これを読むと、当経塚は末法思想に基づいて造られた一般的な事例とは異なり、非常に特異な由来をもつものであることがわかる。特に当寺の縁起と深い結びつきを有することは、川口市にとって非常に数の少ない中世の文化を今に伝える貴重な文化遺産といえよう。
 当経塚は、平成四年十月から平成五年三月にかけて川口市教育委員会により発掘が実施され、形状や構造が詳しく調査された。その結果、下のプレートに示すように、他に類例を見ない特異な形態を有する経塚であることが判明した。
 なお平成六年八月、川口市指定文化財(種別:記念物 種類:史跡)に指定された。
経塚とは
 仏教には止・像・末の三時(法)という教法変遷の考え方がある。正法とは、仏の教法によって修業し、証果を得る者がある期間を称し、教法や修業者があっても証果のない期間を像法といい、教法のみがあって戒学行証のない期間を末法と称する。このような考え方に基づいて末法に生きる者は後世弥勒菩薩の再現を願って経文を書写し、供養して、地中に埋納したものを一般に経塚と称している。
 したがって経塚を築造する基調は末法の到来による弥勒信仰であるが、別に正法護持や極楽往生、法界平等利益のために築造することも多くあった。また時代が降るに従って冥福祈願や追善供養のために築かれることも行なわれた。このようにして経塚の築造は平安時代に始まり以後、鎌倉・室町時代に盛行し江戸時代まで続いた。我が国で最も古い経塚は平安時代一条天皇の寛弘四年(1007)八月、藤原道長が大和国(奈良県)吉野金峯山に造立したものや、後一条天皇の長元四年(1031)八月銘の近江国(滋賀県)比叡山横川の「如法経筒記」などが有名である。
 経塚の構造は、外形上小規模な円丘のあるもの、あるいは碑・五輪塔・宝篋印塔などの造立されているものもある。経文は通常、板石や銅・鉄・陶製の容器にいれられ、埋納されている。また、一字一石経・貝殻経・柿経という特殊な方法で理経されることもある。
 左の図は発掘調査の結果明らかになった経塚の形状である。主体部は塚のほぼ中央部に地表を穿って設けられていた。中には背面に碑文が刻まれ、首を打ち欠かれた地藏尊が北向きに据えられ、足許にはその首とともに観音菩薩の首も埋納されていた。また、その周囲には金剛般若経の経文を記した4,892個の一字一石経のほか、銅製の仏具片やガラス玉なども検出された。 
 この地蔵尊の背文には正徳二年(1712)当寺十一世得水探玄和尚が建てた旨が記されている。このことは、『経塚』石碑の碑文とも一致する。
 しかし、発掘調査においては中田氏によって築造された当初の遺構を確認することはできなかった。
 これらの碑文によると、正徳年間十一世得水探玄和尚のとき、開山節庵良筠禅師に縁のある当経塚の荒廃している様をなげき修復し、あらためて一字一石経等を埋納したとある。

境内掲示板
川口市指定有形文化財 建造物
金剛寺山門
 この山門は、木鼻の絵様、形式などから江戸時代初期の建立と考えられます。門柱の前後に控柱を2本ずつ、左右あわせて4本立てた典型的な一間一戸の「四脚門」です。屋根は切妻造りの茅葺、基壇上の自然玉石に円柱を配し、控柱は方柱、斗栱は簡略化されていますが、反りのある化粧棰、絵様付き実肘木、木鼻等の渦文は古式のもので、天井は鏡天井です。棟飾りは九条の棟押えと側面2本ずつの押えで、地域的な特色が見られます。
 山門の桁行は3.030m(10尺)、梁間は3.333m(11尺)、棟高は6.666m(22尺)、面積10.09m2(3.056坪)を測ります。また、元は組もの部分が朱色、他は黒色の彩色が施されていたことから、「金剛寺の黒門」と呼ばれていました。
 大正12年(1923)に発生した関東大震災の後、棰を2本取替える修理を行い、その後、本堂の修理の際に左右の袖を取り外して現在の姿になっています。
  川口市教育委員会

境内碑
◇安行植木開発の祖「吉田権之丞」記念碑文
 三百八十年以上の歴史を持つ「植木の里・安行」の植木栽培は江戶に近かったことや気候・風土等諸条件に恵まれ、その名を全国に知られています。
 安行植木の起源は、古文書や詳細な記録が所蔵されていませんが、約三百五十年前の承応年間(1652~1655年)にこの地に住む吉田権之丞が、切り花や植木をつくって江戸に売り出し、「花屋」と呼ばれて安行の名を広めたことに由来すると伝えられています。
 権之丞は、寛永十二年四月十九日(1635年)に生まれ、当時の安行は全般に台地と傾斜地あるいは低地が錯綜した地域で、種々の植物や花木が存在していた。そして、権之丞は若い時から草花や花木・盆栽に趣味を持っていたと言われ、珍木・草木を集めて栽培したところ土質風土によく適合して生育がよかったと言われ、苗木の開発に当たったとのことです。
 権之丞は安行の植木を明暦三年(1657年)の振袖火事で焼け野原となった江戸の町へ出荷して成功したと言われ、これを機に近隣農家にも広がっていったと伝えられています。
 また、当時は江戸時代の象徴とも言うべき元禄文化をむかえ、風流や枠というものを好む風習が流行し、珍木・花木・盆栽などの収集が庶民の間にも普及して、楽しむことが広がったのでした。
 そして、権之丞は安行植木の礎を創り、元禄十六年七月一日(1703年)六十八歳の生涯をとじました。安行吉岡の金剛寺には、偉業を後世に伝えるべく昭和三十八年八月埼玉県により文化財に指定された史跡「吉田権之丞の墓」があり、その歴史を垣間見ることが出来ます。
 この記念碑は、本年が権之丞の没後三百年に正当することを祈念して、地域有志多数の協賛のもとに郷土「安行」の発展と植木産業の振興を期して建立するものです。
  平成十四年五月四日
  吉田権之丞祭実行委員会
例祭日
神紋・寺紋 未登録
更新情報 【 最終 更新者】thonglor17
【 最終 更新日時】2022/10/30 11:24:39
 
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