海抜400mに鎮座する｢海｣神社。元々は立石神社と龍宮社があったのを合祀、東西のちょうど中間点に当たるところの、南の山頂近くに建てたものだとか。｢海｣関連ではなく、仏教の八大龍王信仰に基づく龍宮社から社名が決められたと地元の古老からお話を伺いました。 用材となる石は麓の川から村民総出で、標高にして100m分ほど上げてきたそうです。想像を絶するご苦労がありました。古老の方はかなりのご高齢、少々痴ほうも入っておられ、伝承が途切れてしまわないか心配です。当社で大和国の｢海｣が付く神社すべてを参拝することができました。

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