鳴武神社 (壺之御前) 参拝記録 (天地悠久さん)
「続群書類従」という書に「(鳴武大明神は)百済の国、耆奢大王の四女なり。日前宮の摂社として霊を祭る。九月二十六日天降り給や酒壺七ツ飛び共に以て降る」とあるようです。おそらく5世紀頃のことであろうとされています。書紀には紀角宿禰(武内宿禰三男)が百済に遣わされていますが、百済王族の酒君という者が無礼を働いたので鎖で縛られ日本に連行したとあります。この鳴武大神とは、この酒君のことなのかもしれません。その後、逃亡したものの鷹を手なずけ仁徳帝に献上し逃亡の罪をまぬかれたとあります。
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参拝日:2019年12月10日 12:00