延長三年(903年)氏神を祀り創立、｢高水上神｣と｢福井神｣のうちの｢高｣と｢井｣の二字を取り｢高井｣という地名になったと古老の口伝を案内板に紹介しています。また別伝として長久三年(1043年)に桧牧村の御井神三柱(生井神・福井神・綱長井神)のうち福井神を遷し祀り氏神とした。元々は御井神社の福井神を遷座させて祀ったところに、産土神である伊豆神を合わせたのではないのでしょうか。御井神社も社名から元々は御井神(木俣神)を祀っていたと思われ、高水上神と似た神格の神だったのかもしれません。同じ内牧川沿いの上流に同名社がありますが、関連は無さそうです。

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