生國魂神社 (大久保町) 参拝記録 (天地悠久さん)
原初は畝傍山北東の中腹、「洞村(ほらむら)」に鎮座していた社。大正時代に部落全体の移動とともに遷座されています。「洞村」は神武天皇の宮があり、塚があったとされる地。当社はおそらく大和の国鎮めの神として祀られたのであろうと考えられています。また当地までを「牟佐」と称していたこと、祀られる神名から式内大社 牟佐坐神社であるとする説もあります。つまり天武天皇が先勝を祈願した生霊神が鎮まる「身狭社」。現在は村中の小さな社ですが、上記のように非常に重要な由緒を抱えた社であると言えそうです。
おすすめ度:
参拝日:2018年11月9日 00:00