熊野荒坂津神社 参拝記録 (天地悠久さん)
神武東征において記される「熊野荒坂津」を当地であるとし、明治百年を記念し昭和四十ニ年に創建された新しい社。 紀においての記述は「(神武軍は)狹野を越えて熊野神邑に到る。そして天磐盾に登り進軍させた。(暴風雨に遭い、次男の稲飯命、三男の三毛入野命は海神を鎮めるために、共に入水する)天皇は皇子の手研耳命と軍を率いて熊野荒坂津、亦たの名を丹敷浦に至る」と。「狹野」とは現在の「佐野」に比定。「天磐盾」がゴトビキ岩(神倉神社)に比定されるため、「熊野神邑(みわむら)」はその間の「三輪崎」、つまり当地辺りになろうかと考えられています。
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参拝日:2020年10月3日 12:00