創建由緒等は不明。式内社 矢椅神社の論社として挙げられているものの、西方1kmほどの鈴鹿市矢橋に鎮座する矢椅神社も論社。文化十四年(1817年)建立の石標に式内社であることを表示していたようです。社名から推し量ることも困難、当社を探る手掛かりは無く、まったく不明の式内論社。承応二年(1653年)の棟札に｢柳村森天王｣、寛文十一年(1671年)・延宝九年(1681年)・宝永四年(1707年)の棟札には｢大梵天王｣とあると伝わっています。当時は牛頭天王を祀る社であったことが分かります。配祀神は八王子神からアメノホヒ神が欠落したもの他。大正三年に近隣10社を合祀しています。

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