古代大和の最主要官道｢横大路｣のすぐ南側に鎮座する社。｢横大路｣を挟み北側が十市郡、南側が高市郡であったとされます。現在は橿原市役所のすぐ東側、JR畝傍駅前と、奈良県中南和地区の最も開けた市街地内に位置します。創建由緒等は不明。隣接する八木寺という仏教施設が神亀六年(729年)に創建されたとされます。当社境内には寺院形式の礎石があり、｢大和志｣などは国分寺跡ではないかとしており、隣接の仏教施設を含めて密接な関連があったと見られています。

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