才ノ神 参拝記録 (天地悠久さん)

才ノ神の参拝記録(天地悠久さん)
樹齢二千年とされる欅(ケヤキ)とそれに絡まる藤が有名。社伝によると、「第十代崇神天皇の時、四道将軍丹波道主命が当地を巡視されたとき、蟻が群がっているのをご覧になり、『近くに人里があるに違いない』とお供の者に村里の在りかを探させました。道のほとりの大木の根元に石を拝む老人がいるのを見て、不思議に思った供人が『どのような神様ですか』と問うと、老人は『才ノ神』と答えました。供人がこのことを命に申し上げたところ、命は驚いて『恐れ多い』とすぐにかけつけて拝まれました。これよりこの地を蟻道(ありじ、有路の地名の語源)の里と呼び、この神をまつって『才ノ神』とあがめるようになりました」と(社頭案内板より)。「才ノ神」とはもちろん「塞ノ神」のこと。「有路」の地名由来について記されていますが、紀の垂仁天皇の条に「都怒賀阿羅斯等 亦たの名 干斯岐阿利叱智干岐」が登場します。読みは「カンシキアリシチカンキ」。おそらくはこちらが本当の地名由来ではないかと考えています。

おすすめ度:
参拝日:2020年12月6日 12:00

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