八幡神社 (東阿田) 参拝記録 (天地悠久さん)
阿太峰を背後に南麓に鎮座する社。「五條市史」には、応神天皇が吉野へ行幸の際に休息を取ったのが当地であると。後に白髭の老翁が現れここに祀るようにと神託があったとされ、それが創建由緒となっています。元々は猿田彦神を祀る神社であったのかも。当地から吉野川を挟んだ対岸には、6000~7000年前の縄文前期(弥生時代も)の遺跡「東阿田稲口・切畑遺跡」。阿太峰で狩猟を行っていたであろうことは想像ができ、その時代から何らかの信仰があったとも想像が膨らみます。秋の例祭は非常に興味深いもの。例祭の一週間前より「七つ御前」という神饌がご本殿の屋根の上に載せられます。
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