横内神社 (撞賢木嚴御魂天疎向津姫命神社) 参拝記録 (天地悠久さん)
「横大路」に近接して鎮座。近鉄「大福駅」の南東すぐ側、かつての正式社名が撞賢木嚴御魂天疎向津姫命神社、通称が横内神社。「横大路」は紀によると、推古二十一年の条に「難波より京に至るまでに大道を置く」と記される官道であり、古代の大動脈。社名は「横大路」に関連するものと思われます。字名の「コウロン」は役人に「講論」する所であったことによるものであるとか。創建由緒等は伝わっていないようです。ご祭神として撞賢木嚴御魂と天疎向津姫命の男女二座として祀る社とされます。撞賢木嚴御魂天疎向津姫命は天照大神の荒魂のことではないかとされる神。また瀬織津姫命、八十禍津日神と同神ではないかとされる神。当社において撞賢木嚴御魂と天疎向津姫命の男女二柱に分解している根拠は不明。知り得る限り類例はなく初見。
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