天神社 (香芝市鎌田) 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒等は伝わっていないもよう。「神社明細帳」(明治十二年)には大山祇命・天津彦火瓊々杵命・木花佐久夜姫命の三座としているとのこと。ここには「天神社」のご祭神は見えません。ところが正徳二年(1712年)の「鎌田村明細帳」という書には、当社名が見えず「長福寺」境内に「観音堂」と「鎮守一社」というのがあるとのこと。明治の廃仏毀釈で廃寺となり、その鎮守社が当社になったものと考えられています。「鎌田」の民話として以下のものが伝わっています。「昔、雷が神社の井戸へ落ちたときのことです。神様は鐘でその井戸をふたしてしまわれました。雷は『もう落ちませんから堪忍してください』といった。それで神様に許されて天に昇ったといいます。それ以来この村へは雷は落ちないということです」(香芝市HPより)おそらく当社のものと思います。
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