御霊神社 (五條市二見) 参拝記録 (天地悠久さん)
「吉野川」堤防沿い、「丹生川」が合流する近くに鎮座する社。南東方200mほどにはかつて「二見城」があったとされ、北方すぐは城下町として商人を集めた「新町通り」が東西にあります。
当社は光仁天皇を呪詛し殺害しようと企てたとし、宇智郡(現在の五條市)の配流幽閉された井上内親王を祀る社。「御霊宮本紀」には嘉禎四年(1238年)に御霊神社 本宮より10社の分祀がなされたとあり、次いで12社が分祀されています。当社は最初に分祀された10社の一。参道手前に桜姫大明神が鎮座。秋の例祭には御旅所へ渡御した後に、桜の木を回る「回り桜」の風習が残されているとのこと。この社と関係があるのでしょうか。
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