御霊神社・天満宮 (五條市野原西) 参拝記録 (天地悠久さん)
「吉野川」南岸畔、「野原中」の住宅密集地内に鎮座。当社は光仁天皇を呪詛し殺害しようと企てたとし、宇智郡(現在の五條市)の配流幽閉された井上内親王を祀る社。「御霊宮本紀」には嘉禎四年(1238年)に御霊神社 本宮より10社の分祀がなされたとあり、次いで12社が分祀されています。当社は後にに分祀された12社の一。創建は慶安三年(1650年)、まず北野天満宮より道真公を勧請、続いて翌年に御霊神社 本宮より井上内親王を分祀勧請してきたと伝わります。ご本殿はニ棟並立。篇額から察するに左殿(向かって右殿)が道真公、右殿(向かって左殿)が井上内親王でしょうか。
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