高市御縣坐鴨事代主神社 (岡えびす神社) 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒等は不明。遡られるもっとも古いものは、石灯籠に刻まれる文化七年(1810年)の銘。当地は北は飛鳥坐神社から飛鳥寺を経て、途中に治田神社(岡寺)の一の鳥居、そして石舞台古墳へと。古くからの商店もいくつか見られ、古来より街道であったように見受けられます。商売繁盛を祈りえびす神(事代主神)が祀られているのは、しごく一般的なこと。問題は「高市御縣坐鴨事代主神社」という社名。連想されるのは式内大社 高市御縣坐鴨事代主神社。現在は河俣神社に比定。「出雲国造神賀詞」に、記される「事代主命の御魂を宇奈提に鎮座させ…」に当たるもの。残念ながら当地には比定しかねるものの、何らかの伝承があったのでしょうか。
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