葛城山麓東部の平坦地、小さな集落｢大畑(おばた)｣内に鎮座。創建由緒等は伝わっていないようで、明治の｢神社明細帳｣にも｢往古ノ事ハ憑拠無シ｣と。民話として｢かつて一本の松が立っていた塚があります。昔、この地には多くの松が飛来していましたが、ある日その中の1羽の鶴が取り残され死んでしまいました。それを見つけた尼寺の人が、この鶴を弔うために植えた松であると伝えられています｣(葛城市HPより)と。その松は現存していません。ご祭神は経津主命が抜けて、代わりに天押雲根命が鎮まるという珍しいものに。

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