松井坐恵比須神社 (松井戎神社) 参拝記録 (天地悠久さん)
かつて人・物の交流の場として栄えた「大宇陀古市場」に隣接した「松井」に鎮座。かつて「古市場」は「西殿」、「松井」は「恵比須」と称されていたとのこと。伊勢・熊野方面からの海産物を中心に集散したとされている、戦国時代に発達した市場。創建年代は不明ながら、その市場の守護神として奉斎されていたようです。ところが元中年間(1384~93年)に秋山氏、元和年間(1615~24年)に織田氏が松山城を築いたため、当社は衰微し廃絶、「ヱビスノ木(基)」という跡地を残すのみに。再建されたのは明治になってから。菟田野入谷の丹生神社、岡田小秦命神社、松井天神社から順次ご本殿を移し受けたとのこと。
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