奈良市東部の山村地帯、奈良市中之庄町の集落内に鎮座。天理市の同じ町名と区別するため｢田原中之庄町｣とも。奈良市観光協会は周辺一帯を｢山間に水田と茶畑が広がる田原の里｣としています。標高は430mほど。創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。菅公を祀る｢天神社｣、村の鎮守社として奉斎されてきたものであろうと思われます。通称｢天満宮｣。Googlemapにおいても｢天満神社｣で登録。当社を著名にさせているのは、｢天神社の森｣として奈良市の天然記念物に指定されている樹叢。奈良市は、決して広くはない境内に暖帯林の主要構成要素を備え、林相がよく維持されているとしています。

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