天理市の北西、奈良市との境に位置する｢中之庄町｣。密集した小さな集落内に鎮座。創建由緒等は不詳。ご本殿は二棟が同列に居並ぶ格好。登記は｢天神社｣でなされ、社頭案内板の表記も｢天神社｣。ところが案内板のご祭神は｢品陀別命｣。どうやら異なる社が同列にあることに手を焼き、双方を立てているようにも見受けられます。社頭案内にもあるように、｢天理市史｣には両社ともに見られることから、いつの時代にか合祀されたのだろうと思われます。村の氏神として2社が存在したと考えられ、歩んだ歴史も気になるものの不明。

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