(年末のSDカード紛失により写真消失、写真は自身ブログよりダウンロード) 西大寺境内の西方すぐ、かつて西大寺の鎮守社として創建された社。現在もなお広大な神域を有しています。創建年代は不詳、長承三年(1134年)の西大寺の｢南寺敷地図帳案｣には｢西大寺八幡宮｣と見えることから、それ以前には創建されていたとのこと。また西大寺が創建された奈良時代まで遡られるのではないかとするのは、当社側の見解。ご祭神の三座は東大寺の手向山八幡宮と同様、宇佐八幡宮から勧請。延応元年(1239年)に西大寺の中興の祖 叡尊が、参詣者に社頭にて湯茶を振る舞ったというのが、西大寺の有名な｢大茶盛｣の起源であるとのこと。その叡尊が入寺後の弘安八年(1285年)に、御神体である｢僧形八幡神像｣が安置されたようです。明治の神仏分離令により西大寺より独立、村社に列格。

おすすめ度：