倭文神社 参拝記録 (天地悠久さん)
称徳天皇の御宇、神護景雲二年(768年)に春日大社が御蓋山(三笠山)の頂に遷座された時に、侍従社司 中臣連時風(トキフウ)・秀行氏が当地に居住し勧請してきたという社。その祖神である武羽槌雄神を鎮祭。後裔は倭文氏(シズリノウジ)で、当地で神衣(かんみそ)を織ったと案内板には記されます。武羽槌雄神の後裔が倭文氏であり、当地で機織を行っていたのは間違いないことでしょうが、問題は中臣連時風と秀行の祖神を武羽槌雄神としていること。もちろん祖神は天児屋根命であり、「殖栗(エクリ)姓」を授かっています。武甕槌神と武羽槌雄神とが混同されたのでしょうか。
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参拝日:2019年5月21日 00:00