式内社に｢治定(県の示達)｣された社。所在不明となっていたものを治定に合わせ社名、祭神ともに変更されたとのこと。 実際は中世にこの地を支配した越智氏の鎮守社と考えるのが妥当で、越智氏系図に見える九頭神社(1185年創建)なのかもしれません。もしそれよりも古くから鎮座していて、越智氏系の社が被さったのであれば水神を祀る社だったのかも。五郡神社史では式内社 天津石門別神社は天太玉命神社に併祀されるとしています。 ご本殿は無く、ご神体は祝詞殿の背後に楯状列石にびっしりと巡らされ、古代祭祀形態が面影を残します。

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