清稲荷神社(清稲荷大明神) 参拝記録 (shikigami_hさん)
ここはとんでもない場所に祠が建っている。
祠まで行くのに、舗装されていない草がぼうぼうと生えた細い道を通るのだが、右手は住宅の塀、左側は草が生えているが崖である。
真っ直ぐ行けば、落ちることなく行けるのだが、途中、樹々から、毛の生えたウニョウニョした毛虫が透明な糸にぶら下がって風に吹かれて目の前を漂っているのである。
私は毛虫だけは、寒気がするほど嫌いなのだ。その区間を通り過ぎるときは、首をすくめて、息を殺して駆け足で通り過ぎるのだ。
やっとこさ、端に辿り着いた右手に祠があった。今度は祠の写真を撮ろうとするとる崖に落ちそうな位置に行かないと写真が撮れない。冷汗をかきながら写真を撮る。さて、階段を登ってお参りしようとしたが、やめた。
お稲荷さんの鼻先と右の壁に掛けて、大きな蜘蛛の巣が張り巡らされており、ちょうど階段を横切っていたのだ。もう少しで、蜘蛛の巣に絡まれるところだった。
今回は写真を撮って眺めるだけにするよ。
そして、もと来た道に戻るとき、また、冷汗をかきながら首をすくめて毛虫の浮遊する道を通り過ぎるのであった。
おすすめ度: ★
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