添御縣坐神社(三碓) 参拝記録 (天地悠久さん)

添御縣坐神社(三碓)の参拝記録(天地悠久さん)
大和にある六御縣社の一、同名他社がありいずれも論社。神祇志料や神名帳考証、大和志など多くが当社を支持。ところがもう一社は添上郡に鎮座、当社は添下郡に鎮座、神名帳は添下郡であること、また御県山という字名があることから大和志料はもう一方を支持しています。ご祭神は一座、武乳速之命が主祭神でしょうか。もう一方では地の祖神としているのに対して当社では登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネビコ)。つまり長髄彦神の聖地だったところに御縣神社が被さったということ。宮司さんの熱心な研究の成果により、2社ある添御縣坐神社については、都から見て表と裏の鬼門の両方に創建し都の守護としたのではないかと。そして地元民の多くの伝承から当社の謎のご祭神は長髄彦神であることを導き出されました。また西面する珍しいご本殿の向きから、綿密な調査の結果、饒速日神が鎮まるとされるシンボル的な生駒山の「般若窟」に春秋分の日に太陽が沈むことを発見されました。今後の成果にも期待します。

おすすめ度:
参拝日:2018年4月8日 00:00

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