福聚山 心性教院 龍泉寺 御朱印 (ヤマさん)
足利厄除け大師
不滅の法灯のいわれ
日本仏数の母山、京都比叡山をお開きになった伝教大師様が今から
(二〇〇年の昔、比叡山根本中堂の薬師如未のご宝前に自ら灯明をかかげ
『明らけく、後の仏の御世までも、光り伝えよ法のともしびとお心を込められて点灯されたのが、不滅の法灯」です。このともしびは、私達に明るい知恵に満ちた人生と人類の平和を願い点灯され、油断の無い人生を送る事の大切さを論された尊火であります
この尊火を後の世まで伝える為、鎌倉仏教を開かれた高僧、則ち曹洞宗
の道定禅師、臨済宗の栄西神師、冷土宗の法然上人、海土真宗の親鸞よん、
日連宗の日連よん、又空也上人、一週上人様等、各宗派をお開さになら
れたお祖師様も修業され、この火を守りつづけ今なお一、二〇〇年の歴史を語るが如く根本中堂に光り輝いて居ります。
此のともしびが即ち「不滅の法灯」、清えずの法灯」と呼ばれており
昭和六十年三月三十日比叡山延暦寺第二五三代天台座主貌下より日本
で第九番目に龍泉寺に分好され、厄除け大師御室前に衛安置されあかあかと灯されております。
この法灯に照らされた者、全てが心を洗われて幸福な人生を送れます。
灯明は自分の身を焼きつつ、人々の為に明るい、やさしい、暖かい光を与えています。
伝教大師は、
『悪い事をこに向け、良い事を他に与えこを忘れて、他を利するは、慈悲の極みなり」と申されております。この尊火を皆様方一人一人の心に点灯し、世の中になくてはならない人、則ち一隅を照らす人に成っていただく事を願ってやみません。
当山
住職
御朱印日:2024年3月4日 00:00