埼玉県春日部市西金野井324-6 金井山観音寺花蔵院の写真1
 3.0

金井山観音寺花蔵院


埼玉県春日部市西金野井324-6

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thonglor17さん
★★★ 参拝日:2025年8月9日 07:27


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基本情報


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住所 埼玉県春日部市西金野井324-6
五畿八道
令制国
東海道 下総
アクセス 東武野田線南桜井 徒歩8分
御朱印授与時間
電話番号 0487463434
FAX番号
公式サイトURL
御本尊
宗派 真言宗豊山派
創建・建立
由来 境内碑
華藏院移轉碑
新義真言宗豐山派前管長大司教大僧正權田雷斧猊下題額
金井山華藏院は新義真言宗豐山派に屬し千葉縣東葛飾郡川間村東金野井満福寺の客末なり今日記録のこれを徴すべき無しと雖もその開基甚だ古く常に朝野の景仰厚く天正年間若干の朱印地を附せらる又夙に郷社香取社の別當を兼ね歴代の住持はよく同社の興隆に盡しその効績尠からず明治維新の際神佛混淆の禁あるや時の住持祐昇師は復飾して神職となり香取社の社司に転ずこゝに於て徒弟金岡祐元師その跡を襲うて華藏院住職となる師は專ら寺門の經營に任じ大に興隆の功あり明治二十七年金岡師本寺満福寺に晋むや爾後十餘年間同師兼住し次いで廣山祐賢師住職たり然るに廣山師夭折するや小衲その後を襲ふ時に明治四十四年六月なり爾後幾何ならずして内務省起業江戸川改修工事の行はるゝあり當院又其の所要地内に入る因て新に現在の地に移る即ち大正三年九月移轉の許可を得次いで移轉先地として現境内八百二十三坪を交付せらる翌四年三月工を起し同年十月全て落成すかくて同年十一月十四日落慶供養の式を擧ぐ尚移轉に際し本堂を改築し書院を新築せりこの間檀徒總代竹村定助根岸源八渡邊久五郎及評議員名倉兼藏渡邊賢平の五氏移轉一般の事務に鞅掌し最盡瘁せらる抑右移轉の事○○当院歴史上の一大變革にして永久に記念すべき事實なり然るに小衲固薄德非才の身を以て親しく移轉の衝に當り而も大過なきを得たるもの寔にこれ佛陀神明の加護によるは勿論なりと雖も亦以て前記諸氏及一般有縁の諸氏○功ならずんばあらず乃ち茲にその顛末を誌し恭しく當院代々の先師○○して報謝の誠を運ぶものなり
大正四年十一月 華藏院第十八世現住


境内碑
再移転記念碑
當院はさきに江戸川改修のため當地字馬場内
で一旦移轉したのであったが(別移転記念碑参照)この度又同じく江戸川改修に伴ひこの地に移転した 即ち昭和二十五(一九五〇)年十月建設省から移転の協議があり同時に補償金の交付があつた 仍て翌昭和二十六(一九五一)年三月この地を新境内地と定め移転の工を起した かくて、今昭和二十七(一九五二)年九月竣工同年十一月十六日落慶法要を執行した この移転に際し表門を曵付け本堂を改築し庫裡倉庫及び通用門を新築し又もとの長屋門と鐘楼堂とを解體した 以上再移転の顛末を記し以て後日の記念とする
 昭和二十七年(一九五二)十二月花蔵院

境内碑
花蔵院復興記
 当院の開創は分明できないが、第一期移転記念碑を見るとその開期甚だ古く天正年間(一五七三~九一)若干の朱印を与えられ、その後天正十九年、高十石を与えられる。又郷社香取社の別当を兼ね歴代の住持よく同社の興隆に盡す。明治維新の神仏混淆の禁止に伴い十五世祐昇師は神職となり同社の社司に転す。徒弟金岡祐元師当院十六世となり、次いで廣山祐賢師が十七世となる。明治四十四年六月に茨城県猿島郡神大実村神田山妙音寺祐親師の徒弟松崎祐存師が東京帝国大学卒業後、当寺住職の任に就く。大正四年、江戸川改修工事に伴い西金野井長場内に移転、同年十一月十四日本堂改築、書院の新築落慶式を挙ぐ。三十五年後、建設省の依頼により、河川改修上再移転を余儀なくされ、鐘楼堂、長屋門は解体、本堂改築、四脚門を曳付け、庫裏、通用門、倉庫の新築、昭和二十七年十一月十六日落慶。その後世間は高度成長期に入り、周囲にも住宅が激増す。当院十八世住職没後は本堂庫裏ともに荒廃し、十九世祐光師、役員各位それを憂いしが、夢叶わず、当代になり寺檀相図りても策なき処、今般、金子猛雄氏の甚力により当院再開発が大成し、茲に当院史上一大事業が無魔落慶の運びとなるも本尊不動明王をはじめ諸神諸菩薩、歴代先師尊霊の御加護と檀中各位の悲願、建設に関わる各位の精意努力の賜と奉謝の誠を捧げその経緯を記述し後世に伝えんとす。云々
維時平成十八年九月吉日
  金井山花蔵院観音寺 第二十世祐信識
神社・お寺情報 境内掲示板
埼玉県指定有形文化財
花蔵院の四脚門一棟
  春日部市西金野井三三九-五
  昭和三十年十一月一日指定
 花蔵院は金井山を号し、新義真言宗豊山派に属する。不動明王を本尊とし、江戸時代まで西金野井の香取神社の別当寺であった。元々は江戸時代に栄えた西金野井河岸付近にあったが、二度の江戸川改修工事の影響で、大正四年(一九一五)と昭和二十七年(一九五二)に移転し、現在に至っている。
 四脚門とは、二本の本柱の前後に、二本ずつ計四本の袖柱を配した寺院門形式の一つである。この四脚門は、彫刻や装飾が端麗な技法からなっており、県内に残る四脚門の中でも格調の高い好建築である。随所に残る痕跡から、当初は彩色が施されていたと考えられる。また、平成十九年~二十年の修理工事の調査によって、屋根はある時点で改変され、現在の桟瓦葺に改められたことが明らかになった。建立年代は江戸時代中期と推定されている。
 平成二十一年八月
  埼玉県教育委員会
  春日部市教育委員会
例祭日
神紋・寺紋 未登録
更新情報 【 最終 更新者】thonglor17
【 最終 更新日時】2025/08/11 09:59:32
 
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