埼玉県川口市芝6303 大智山長徳寺の写真1
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 5.0

大智山長徳寺


埼玉県川口市芝6303

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thonglor17さん
★★★★★ 参拝日:2023年3月11日 07:20


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基本情報


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住所 埼玉県川口市芝6303
五畿八道
令制国
東海道 武蔵
アクセス JR京浜東北線蕨 徒歩17分
御朱印授与時間
電話番号 0482661465
FAX番号 0482667756
公式サイトURL
御本尊
宗派 臨済宗建長寺派
創建・建立
由来 新編武蔵風土記稿
足立郡芝村
長德寺 臨濟宗鐮倉建長寺末大智山ト號ス天正十九年寺領四十石及ヒ八幡社領十五石觀音堂領二十石都テ七十五石ヲ賜ヘリ寺傳ニ云當寺ハ僧秀田ト云シモノヽ草創ニシテ此僧ノ師古先印元禪師ヲ請テ開山トシ己ハ第二世ニ居レリ印元禪師ハ應安七年正月二十四日示寂セリ秀田ハ二階堂遠江守ノ苗裔佐々木左衞門佐某カ子ニシテ應永十四年六月十六日寂セリト云按ニ近村文藏村ノ民茂左衞門カ藏スル天正年中太田十郞氏房ノ文書ニ文藏二階堂百姓中トアリ又駒場村蓮昌寺ハ二階堂右衞門督資朝ノ開基ナリ其寺傳ニ資朝ハ小田原沒落ノ後舊領ナル故文藏寺ニ住セリト云是等ニ據ニ古ヨリ二階堂氏此邊ヲ領セシカハ其一族佐々木某カ子僧トナリ當山ヲ開キシト云モ據アリトスヘシ中興開山龍派ハ號ヲ寒松ト云下野國足利鑁阿寺ヲ兼帶シテシハシハ彼寺ニ往來セリ此龍派ハ東照宮及ヒ臺德院殿御歸依アリ僧ニテ時々御前ニ召テ書籍ノ挍合或ハ講書ナトキコシメサル又大猷院殿ノ御世トナリテモ此邊御遊覽ノ時ナトハ當寺ヘ成セタマヒシコトシハシハナリ或ハ占卜ナトヲ御前ニテ考ヘシコトモアリシト云
寺寶 寒松日記一箱 慶長元和寬永ノ閒當寺ニアツカルコトヲ記セリ龍派和尙自筆ノ筆ナリ 同詩文集八卷 
本堂 本尊地藏ヲ安ス 仁王門 中門 惣門 鐘樓 鐘ハ元和元年中ノ鑄造ナリシヲ寶曆十四年再鑄ス初ハ元和八年壬戌九月十七日熊澤三郞左衞門藤原忠勝造リシナリ
八幡社 境內ニアリ 社領十五石ハ大猷院殿ノ御寄附ナリ 寺記ニ據ハ安房國鶴谷ト云所ニ勸請セシ八幡ヲ爰ニ擬シテ移セリ熊澤三郞左衞門ノ建立ナリト云鶴丸八幡ト稱セリ本社ノ傍ニ神宮寺ト云ル小院ヲ置守ラシム是ハ龍派和尙ノ草創ナリト云 東照宮 辨天社 天神社 稻荷社 金峯權現社 觀音堂 堂領二十石ハ是モ大猷院殿ノ御寄附ナリ 閻魔堂
寺中 成就院 秀田ノ開キシ所ト云 壽量院 頓證軒 桂陰庵 福壽庵 以上四院ハ龍派ノ建立トイフ

境内掲示板
長徳寺
 芝の独立丘陵に位置する長徳寺は、鎌倉建長寺末寺の臨済宗幻住派に属し、山号を大智山という。寺伝によると創建は南北朝時代の貞治3年(1364)、足利基氏の祈願所として僧秀田によって開基されたと伝えられている。
 天正10年(1582)に住寺職となったのが本寺中興の祖、龍派禅珠である。この時、寺は栄え絢爛たる文化が花開く。また、天正18年には徳川家康により寺領40石を安堵され、以後長徳寺は将軍家代々の保護を受け、建長寺派の四大柱の一寺院として栄えるのである。本寺は慶長年間に2度の火災にあっており、この再建を助けたのが、当時芝村の代官であった熊沢忠勝であった。
神社・お寺情報 境内掲示板
長徳寺のビャクシン
 ビャクシンはヒノキ科に属する常緑樹であり、和名をイブキという。このビャクシンは雌雄異株であり、本寺のものは雌木である。その特徴は、葉が2種類存在することである。ひとつは鱗片状のものであり、もうひとつは針葉状のものである。実は6~8mmの毬果で、紫黒色。
 この木は樹形が美しいことから、広く庭園・社寺などに植えられることが多く、本寺のビャクシンは、古く中国から渡ってきたと伝えられている鎌倉建長寺のビャクシンの実生といわれている。大きさは、根回り4.0m、樹高13.0m、枝張り7.4m四方になる巨木である。
(昭和12年3月31日県指定)

境内掲示板
寒松日記・寒松稿
 龍派禅珠(号寒松)は幼少の頃から円覚寺の奇文和尚について詩文を習い、早くから格調の高い文章をものにして、学僧としての才能を発揮していた。
 『寒松日記』は、慶長18年(1613)から寛永9年(1632)までのものであるが、元和9年(1632)のものを除き、完全なものはない。しかし、この日記のうち元和9年10月の頃を見ると、キリシタン救助の記録をはじめ、日記全体に江戸時代初頭の重要な事件が記されており、史料的価値は非常に高い。また、禅珠が交渉のあった有名人も記されており、禅珠の交際の広さをうかがうことができる。
 『寒松稿』は、慶長3年(1601)稿三を起稿してから寛永10年(1633)3月の稿十一を脱稿するまでの32年間の、将軍から百姓に至るまでの広い層にわたる禅珠の交渉を詩文に綴ったものである。この『寒松稿』は、鎌倉時代京都五山に始まった、いわゆる五山文学の最後の傑作といわれ、その内容は、禅宗の法語類をはじめ、文学に属する詩歌・論文・紀行・随想など多種多様なものを含んでいる。
(昭和30年11月1日県指定)

境内掲示板
龍派禅珠・中峰明本頂相
 仏教の一派である禅宗では、始祖・高僧といわれる僧侶の肖像画を描く習慣がある。この肖像画を頂相といい、頂相に描かれた僧侶は自ら筆をとり、自賛の詩を書き入れて修行を積んだ弟子達に印可の証として授けた。
 長徳寺には龍派禅珠と中峰明本の頂相があり、龍派禅珠の頂相は彼が逝去する年の春、本寺の後住禅復首座に与えたものである。この頂相には88歳の枯れた自賛の書が七言絶句で書かれている。
 中峰明本は、中国銭塘の禅僧で、姓は孫氏、南宋の景定4年(1263)に生まれ、元の至治3年(1323)61歳で没している。書に優れた才能を持ち、その墨跡は我が国では「笹の葉書き」、中国では「柳葉の体」と呼んだ。この頂相は、鎌倉建長寺住職・本寺第11世古先印元が伝えたものと言われている。
(昭和33年3月20日 県指定)

境内掲示板
長徳寺の獅子頭および神楽面
 本寺には獅子頭3頭と神楽面10面が保存されている。そのうち獅子頭2頭の裏面には年号が墨書されており、これによると元禄11年(1698)以前に製作されたものであることがわかる。
 芝における獅子舞は、代官熊沢忠勝が房州(千葉県南部)の鶴ヶ谷八幡を遷宮し、鶴ヶ丸八幡神社を建立したのを機に、毎年8月15日に御子舞・獅子舞が奉納されていたことが本寺所有文書に明らかであり、この時使用された獅子頭が現存の2頭である。また、嘉永8年(1852)8月、峰町農民と八幡宿農民が交わした「差上申済証文之事」により、本寺門前の人々と鶴ヶ丸門前の人々が獅子舞を行なっていたことがわかる。
(昭和54年5月2日 市指定)

境内掲示板
圓通殿観音堂三十六歌仙絵扁額
 右列18番目、すなわち三十六歌仙の最後尾に位置する中務の裏面には、中央「右十八はん 中務」、向かって右端に「奉寄進圓通殿歌仙三十六枚 熊澤三郎左衛門大夫人妙悟拝」、左端に「寛永元年甲子九月十八日」の墨書銘がある。奉納の前年にあたる元和9年は江戸キリシタン殉教事件のあった年である。この扁額が奉納されるに至った経緯については定かではないが、この事件で処刑された代官熊沢忠勝・妙悟の娘婿権七とその子彦四郎の供養と、妙悟の父の供養を兼ね、奉納したのではなかろうか。
 因みに扁額は、縦48cm、横36cmの一枚板と竹釘で止められた幅1cmの額より構成されている。枝は白土を下地とし、輪郭線の中に濃彩を施す掘塗と呼ばれる彩色技法を用いている。各面とも画面上部に2枚の色紙を左右に配し、草花等を描いた上に左右の別と歌仙名、和歌一首が書かれている。柿本人丸(人麻呂)から平兼盛までと、紀貫之から中務までが、それぞれ正面中央の観音像に向かった姿で描かれ、配置されている。
(平成5年12月24日市指定)

境内掲示板
長徳寺山保全緑地
 身近な緑が、姿を消しつつある中で、貴重な緑を私達の手で守り、次代に伝えようとこの森が「保全緑地」に指定されました。
 長徳寺は、臨済宗建長寺派の古刹で開山は古先印元禅師です。森は、寺の歴史的、文化的遺産と一体となり、当地域の中でも有数のふるさとを象徴する緑です。
 緑地の中には、スギ・ナラ・シラカシ・アカシデ・スダジイ・ヒノキ・アカマツ等が生育しています。
 庭内には、県指定天然記念物のビャクシンの巨木が見られます。
 今後も皆様の手で保全緑地を守り、育ててくださるようお願いします。
  面積  二八,五四一.八〇m2
  所在地 川口市芝六三〇六‐一ほか
  指定  平成二十二年四月一日 第二八号 川口市
例祭日
神紋・寺紋 未登録
更新情報 【 最終 更新者】thonglor17
【 最終 更新日時】2023/03/11 17:07:23
 
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