絹巻神社 参拝記録 (天地悠久さん)
「但馬五社明神」の一。背後の岩山である「絹巻山」を御神体としているかと思われます。創建由緒については式内名神大社 海神社についてのものが挙げられており、兵庫県神社庁、「国司文書」等いずれも以下のように同様のもの。「応神天皇三年に大山守命に命じて山海の政を統治させた。大山守命は多遅麻黄沼前県主である水先主命の子 海部直命を使って但馬国の海政を行った。海部直命は当国の海部を掌握していた。仁徳天皇の御代、海部直命を城崎郡司に任命し海部直と成した。海部直は田の水害を憂い、御子である西刀宿祢に命じて西戸水門を浚渫させた」とあり、さらに「(海部直命が亡くなり)気比丘に葬った。人徳が厚かったため国司に請願し祠を建てた。これが海神社である」と。 この「清明宮」についてはおそらく、円山川対岸に鎮座している海神社がその社跡ではないかと思われます。
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