阿治須岐高日子根神の荒魂を祀る神社。ご神体は｢捨篠池｣、阿治須岐高日子根神は鴨族の祖神、和魂が高鴨神社に荒魂が当社に鎮まるとされています。 後裔の役小角にまつわる池の伝承があります。池に向かって拝している小角がいてそれを母の刀良女が見ていたら、阿治須岐高日子根神が老翁の姿で現れたというもの。また別の伝承では、刀良女が池の蓮に乗って浮かんでいる蛙を見つけ篠を投げて当てたというもの。蛙は片目となったとか。｢片目｣から鍛治族が想像されます。また篠を投げていることから争いがあったのではという想像も。鍛治族との争いを示唆するものでしょうか。

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