古墳時代後期の横穴石室とされる石組みの上に鎮座する社。墳丘上に鎮座するというよくある社でしょうか。大宮売神社の御旅所となっています。大宮売神社は境内で古代祭祀場が発見されたり、おびただしい量の土器片などが発見されたりと弥生時代からの神祀りの地。これは境内だけでなく周辺の周枳(すき)一帯からも。当社をどのような理由から古墳であると判断したのかは不明、盛土も流されて無ければ石室らしきものも見当たらず。似たような形状は覚えがないものの磐座とも見て取れます。ましてや大宮売神社の御旅所が古墳というのも腑に落ちないところ。個人的には何らかの祭祀場であったという感触を持ちましたが。

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