鍋倉神社 参拝記録 (天地悠久さん)
かつては「與喜山」山頂に鎮座していたとされる式内社 堝倉神社。一帯に長谷寺が入り込み奪われ、またさらに天暦二年(948年)に山頂に天照大神が降臨、そして菅原道真公を勧請し與喜天満神社に鎮めました。堝倉神社は衰微し、ご祭神の大倉比売命は追い出された格好に。行方不明となっていましたが、一説には與喜下の素盞雄神社の境内社である秋葉社に合祀されたものとみられていました。おそらく当社はこれを復興させたものでしょうか。参道に立てられた幟には「延喜式内社」「鍋倉神社」とあります。ご祭神であろうと思われる大倉比売命は、下照姫命のことではないかと考えられます。「與喜山」に降臨した天照大神が、実は下照姫命であったという説もありますが。
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