大山祇神社(伊予国一宮) 参拝記録 (天地悠久さん)
大山積神が当地に降臨してきたのは仁徳天皇の御宇。百済国から摂津国の御嶋(三島鴨神社が有力)を経て当地に。境内から弥生時代の遺跡が見つかるなど、大山積神降臨以前から当地に鎮まる神が坐したと考えるべきかと思います。能因法師も大山積神ではなく別の神に雨乞いをしています。
1134年に全国的に起こった大洪水で、大山祇神社の名声が一気に上がり翌年に下津社と上津社が御垣内に創建されました。おそらくその神が元々鎮まっていた神かと。そこでは高龗神と雷神がそれぞれ祀られますが、時代を考慮すると高龗神という創作される前のこと、龍神でしょうか。御神体山(元々は安神山かと思います)には大蛇がいるとされ、それが「龍神」「雷神」の原型かと思われます。
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