朱智神社 参拝記録 (天地悠久さん)

朱智神社の参拝記録(天地悠久さん)
ご祭神の迦爾米雷王は第9代開化天皇の曾孫であり、神功皇后の祖父。第11代垂仁天皇の御代に当地を当地を拠点とし、その子孫が朱智姓となったとしています。息長氏は山代筒城真稚王を祖としています。開化天皇の孫であり、日子坐王の子であり、そして迦爾米雷王の父。息長氏は山代筒城(山城国綴喜郡)を拠点とするところから始まった氏族(近江国とする説の方が有力)。北東2km余り、かつて普賢寺という仏教施設があったとされる現在の同志社大学敷地内が有力。社記には迦爾米雷王と大筒城眞若王の二座相殿とあるようです。そこから見て南西方向で最も高い所に位置するのが当地。ここをいわゆる「神奈備」と見立てて祀ったのではないかと考えます。なお北西方向には「新甘奈備山」と称される山があり、元々はこちらにおいても祭祀が行われていたのではないかと。建速須佐之男命が祀られるようになったのは桓武天皇の御代。平安末期作の牛頭天王の神像があるようです。既にこの頃には息長氏は近江国へと拠点を移していたものと考えています。

おすすめ度:
参拝日:2020年10月15日 12:00

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