調宮神社 (多賀大社 奥宮) 参拝記録 (天地悠久さん)
多賀大社の奥宮あるいは元宮とも。「神代の昔、国生みの大業を終えられた伊邪那岐大神は高天の原から杉坂峠に天降られ」としており。この「杉坂峠」というのは東1km余り、標高600mほどの山中。その後峠を下り辿り着いた「芹川」で行宮を営んだとされ、これが当社地のことで創建由緒となっています。この時伊邪那岐大神は「くるし(苦し)」と言ったとされ、それが転じて当地名「栗栖」になったと。後世の附会でしょうが。なお創建時期は不明。境内には降臨石と思われる巨大な磐座が一体座しています。他にも岩が散在。また社前の「芹川」は巨大な岩盤が見られ、太古からの霊地と捉えられていたように思います。
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