鬼鎮神社 参拝記録 (神追人さん)
御祭神が八衢比売神、八衢比古神、衝立船戸神と書かれていますが、これは後付けされたもので元々祀られていたのは鬼そのものだったようです。
アド街ック天国で紹介された後の休日は参拝者が絶えず混み合い忙しかったそうですが、平日参拝ですとちらほら参拝者が来るぐらいみたいです。私の参拝時は誰もおらず、たまたま宮司さんがいらして拝殿の中まで案内をして貰い神社の事を色々教えて下さりました。拝殿の中は神仏習合の名残があり御神前の前に蝋燭立があり三本付けると良いという事で付けさせて頂きました。鬼を祀るだけあって独特な雰囲気があるパワースポットです。現にこちらに参拝された馬主さんが一億円当たり、お礼参りに輪島塗りの絵画を奉納されたそうですがその絵が物凄く立派でした。他にも古くは江戸時代に奉納された絵画や作家さん達が作られた鬼の彫刻等が幾つもあり綺麗に保存されていました。境内には金棒が沢山奉納されています。戦前は境内が埋まる程の金棒があり、周辺は鍛冶屋や宿で賑わっていたそうですが太平洋戦争の為、武器に使用する為金棒を提供。戦後は鉄不足で鉄の価値が上がり、提供していなかったら一億円以上の資産となったので当時の宮司さんは大変後悔したそうな。今でも勝負事に強い二千円する金棒守は大変人気があり現在は品切れとの事。更に大きな金棒守も見せて頂けましたがかなり重かったです。境内に奉納された金棒達は重くて持ち上がらない程でした。昔の人はどうやってこんな重い物を運んだのでしょう。今は金属製の金棒守は品切れですがプラスチック製のミニ金棒守は置いています。縁起担ぎで重いものを買ってしまう心理は解りますが、プラスチック製でも十分ご利益はありそうです。今はコロナ禍で参拝客もかなり減少したとの事でいつまでも、この独自の文化が保存されていて欲しい所です。神璽とお守り(各初穂料700円)購入後、宮司さんと話が合い特別に交通安全のお守りと名刺を頂きました。帰りがてら御神籤を引くと大吉。素晴らしい事が書かれていました。初めて参拝しましたが私とは相性が良く、ご縁の深い神社で鬼様に守られているなと感じました。神恩感謝!来年は節分祭に行きたいと思います。
おすすめ度: ★★★★★
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