春日若宮神社 (葛城市勝根) 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。葛下郡は春日大社の荘園であった地。春日神社が数多く鎮座。荘園は「平田荘」と称されていました。鎌倉・室町時代になると、「平田党」という大和最大の武士団が組織され、春日若宮祭(おん祭)で流鏑馬等の重要な儀式を受け持っていたようです。周辺にとりわけ春日若宮神社が多く鎮座するのはそれが原因かと。「勝根」には「古くから力石(男石・女石)があり、昔の村人はこの石で力自慢を競ったと言い伝えられております」と葛城市サイトには民話が掲げられています。おそらく当社境内かと。また「勝根池(当社南すぐ)の堤に歯神さんの森があり、その中に松香石の自然石が一つあります。これが歯神さんで、歯痛をよく治してくださり、歯痛が治ると樹木を1本ずつ植えたので森になったとされ、この木を切ると歯痛がおこると伝えられています」とも。
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