新宮大明神社 参拝記録 (天地悠久さん)
「二上山」の東側麓、葛城市「今在家」という密集した古い集落内に鎮座。創建由緒は不詳とのこと。「新宮大明神」とは當麻山口神社を指すようです。社頭案内によると、「享和三年(1803年)の神社堂間改帳によれば、新宮大明神(當麻山口神社)の郷中末社として若宮新宮大明神社として届出られています。しかし、創立時期は不詳なるも、當麻山口神社の由緒から推測すれば、室町時代(1370年)の頃には存在していたと考えられます」とあります。當麻山口神社は式内大社であり、創建時期は不明ながら少なくとも延長五年(927年)以前のこと。当社の社頭案内が言う「(当社は)室町時代の頃には存在していた」という根拠は不明。當麻山口神社と同じ神を祀っており、勧請したということかと思います。
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