摩氣神社 参拝記録 (天地悠久さん)
社名「摩氣(まけ)」はご祭神にも表れる「御饌(みけ)」のこと。ご祭神の大御饌津彦神は、天児屋根神の御子神である天忍雲根命と同神であるとされています。「食」と「水」にまつわる神。
皇孫の御食の水に「天津水」を加えて奉っていた天児屋根神、その「天津水」を天上に乞いに上がったのが御子神の天忍雲根神。天神漏岐命(アメノカモロキノミコト)・神漏美命の詔により「天八井の水」が授けられました。以降、大嘗祭に奉る大御酒を醸す水に、また皇孫のに奉る御食の水にも用いられるようになりました。なお旧社地は山の麓にあり、宮司さんは否定されていましたが背後に控える金胎寺山は典型的な神奈備、本来のご神体と考えて間違いないと思います。
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