大屋神社 参拝記録 (天地悠久さん)
文永七年(1270年)に「宮の奥」、通称「荒神谷」に勧請され、寛文八年(1668年)に現社地である「奥の谷」に遷座されたと伝わります。「宮の奥」については不明、現社地から東方とされています。ご祭神については資料によりバラつきが見られます。ご本殿前には五十猛命(大屋毘古命)と木花開耶姫命とあります。当地に五十猛命の痕跡が見られないため、後の時代に社名から宛てられたものかと思います。本来は五十猛命と大屋毘古命は別神であると思いますが。当地付近には「五十」と付くものが多く、何らかの関連があるのではと考えています。木花開耶姫命については不明。大屋毘古命にしろ木花開咲耶姫命にしろ、いずれも山(狭義に木)の神霊を祀ったということなのでしょうか。素戔嗚命とする説もあるようです。
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