大和国十四所山口神社の一社。ご祭神は素盞嗚神ですが、本来は大山祇神で間違いなかろうかと思います。神階は他の山口社が859年に授与されているのに対し、当社のみ850年。特に重要視されていたのかもしれません。木津川支流のすぐ側の小高い丘に鎮座、山口社らしい雰囲気のあるところですが、南方600mほどの辺りから遷座、時期は不明です。元々は巨石を祀る立磐神社が鎮座する聖地でした。夜支布山口神社のご本殿の左手(向かって右側)に鎮座、それぞれの社殿への登り口は別々。立磐神社ご本殿の裏側に2m超の丸みを帯びた巨石が立つ神社です。

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