壺神神社 参拝記録 (天地悠久さん)
春日大社一の鳥居から参道を進み、最初に拝することのできる境内社。かつては境内の南北、南郷(高畑)と北郷(野田)の二ヶ所の社家町に分かれて鎮座していたとか。「壺=坪」と捉えられ「坪」は土地の面積のこと、社家の守護神として祀られていたのではないかとされます。二社が合祀遷座されたのは明治になってからのこと。「続日本紀」には天平勝宝二年(750年) 「(孝謙)天皇 春日酒殿に幸し…」の記述があります。これは神護景雲二年(768年)の春日大社創建に先じるもの。ご本殿に隣接する場所に酒殿神社(通称「酒殿」)が鎮座しますが、こちらがその名残。当社はそれに関連する社のようです。
おすすめ度:
おすすめ度: