榎本神社(春日大社摂社) 参拝記録 (天地悠久さん)
小祠ながらも重要な位置に鎮座するのは、大社創建以前から当地に鎮まっていた神であることによります。つまり「地主神」であり、包み隠さず言うなら奪い取ったということ。その神とは巨勢姫明神。猿田彦大神となったのは室町以降のこと。それ以降「榎本社」と称されるようになったようです。この姫神を奉戴していたのはおそらく春日氏。和珥氏の一部が当地に移住し、春日姓を名乗ったとされます。時期は不明ながら雄略朝辺りとされています。
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参拝日:2020年1月30日 12:00