畝尾都多本神社 参拝記録 (天地悠久さん)
万葉集の歌は註釈に「類聚歌林(8世紀前半、山上憶良編か)に曰は 桧隈女王(巫女か)の泣沢女神を怨むる歌といへり。日本紀を案ふるに曰はく十年柄申(696年)の…(中略)…後皇子命薨りましぬといへり」とあります。これは持統天皇の御代、桧隈女王により高市皇子の延命を願ったものの及ばなかったことを恨む歌とされています。以上のことから平田篤胤は「玉襷」という書の中で、「命乞の神なり」としています。「死と再生を司る」神だったのかもしれません。
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参拝日:2020年2月27日 00:00