栗原神社 参拝記録 (天地悠久さん)
中臣栗原連の祖神であるナカトミイカツオミ神を祀る神社。天児屋根神の11代孫とされる、祭祀に関わる氏族。仲哀天皇に仕えていたようですが、崩御後は神功皇后に仕えて百済へ派遣されたり新羅征討に従軍したり。百済人の女性を娶り子ももうけています。新撰姓氏録の右京未定雑姓にはみえるものの、河内国神別には入っておらず、おそらく渡来系帰化人で中臣氏の系図に組み込まれたのではないかとも。新羅征討後はその勲功で対馬縣主となり、「龜卜(きぼく)」 を伝えたようです。ご祭神の最後の三柱は大正時代に入ってからの合祀。残りの三柱は不明。また境内には「栗玉大神」祀る社と、その旧社地が3~4mの間隔であります。
おすすめ度:
おすすめ度: