春日神社 (下深川) 参拝記録 (天地悠久さん)
「神野山」の南西麓、三方を山に囲まれた山村地に鎮座する社。創建については至徳三年(1586年)、下深川庄の下司であった深川氏が勧請してきたという資料が、出所元は不明ながら有り。社頭案内に寛政二年(1461年)の「深川庄 興福寺へ造営料納める」に始まり、永正元年(1504年)の「深川爲庭 大乗院家に見ゆ」まで興福寺(春日大社の実権を握っていた)との関わりが記されており、慶長十三年(1615年)には神事が続けられているとあることから、おおよそその辺りに創建されたと推されます。見事な入母屋の茅葺き舞台(拝殿)が見事。江戸末期まで芸能神事が続けられていたようです。
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