県道50号線沿い、田園地帯の中の小さな集落内に鎮座する社。創建由緒等に関する資料は見当たりません。奈良県神社庁などは当社を｢笠神社｣としているものの、扁額や石灯籠には｢三十八社｣という表記。ご祭神も不明。同じ檜垣町内に笠神社がもう一社鎮座、当社との関連がありそうです。こちらは少名彦命をご祭神としています。また｢三十八社｣から、イザナギ神・イザナミ神に宮中三十六神を加えたものや、役行者が金峯山に勧請した三十八神とするものなど、いろいろな可能性が考えられます。

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