飯役社 参拝記録 (天地悠久さん)
「飯役社」は元々は「印鑰社(いんやくのやしろ)」のことであったとされます。当地の辺りは丹後国の国府があったとされる地。その国衙(役所)の「印」と「鑰(カギ)」が収納され、それをもって在庁官人の守護神として祀られたのが「印鑰社」。
ところが籠神社の先代宮司は当社についてまったく異なる由緒を挙げています。元々は「吹井社(ふけいのやしろ)」であったとし、当社は吹井社と印鑰社とが合祀されてできた社であると。その吹井社について、豊宇賀能咩神が比治の真奈井原より通って与佐宮大神へ御饗を奉った跡であるため「飯役大明神」と称されるとしています。
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参拝日:2018年12月3日 00:00