天別豊姫神社 参拝記録 (天地悠久さん)
現在は瀬戸内から10kmほどの内陸に鎮座しますが、かつては「穴の海」と称される入り江であったとか。海沿いの山(黄葉山)の「荒磯岩上」に創築された「磯神社」が最初であるとされます。現在のご本殿は黄葉山中腹に鎮座していますが、その東方にあったようです。時期は不明ながら、まだ仮設の神籬等で祭祀が行われていた時代であろうと想像されます。崇神天皇の御代に神地であるとされ、神名帳以降は「神辺大明神」と称されたようです。中世に黄葉山に城が築かれ、現社地に遷座されています。なおかつての御神体であろうと考えられる「荒磯岩」は所在不明に。宮司さんのお話ではすでに地中に埋もれてしまっているであろうとのこと。
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