御上神社 奥宮 参拝記録 (天地悠久さん)
「御上山(三上山)」山頂近くに鎮座。御上神社を里宮とする当社はその奥宮。社伝によると第7代孝霊天皇の御宇、天之御影大神が「御上山(三上山)」に降臨、これをもって当社の起源とされています。御上神社に遷座されたのは、養老二年(718年)に藤原不比等が勅命を受けたもの。社前の鳥居前に巨大岩盤が広がり、その上に磐座が座しており、こちらが御神体。社家である御上祝が、この磐座を中心に山全体を磐境として斎定めてきたとしています。記には「近つ淡海の御上祝がもちいつく天之御影神」という記述が見られます。天之御影神は天目一箇神(アマノメヒトツノカミ)と同神とされる鍛冶神。当地周辺から29体もの銅鐸が発見されており、この大神が鎮まる由縁は明白かと。
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