多賀大社の北北東400～500m、｢芹川｣沿いに鎮座する社。社頭案内板には｢古老の伝承によると、月之木の集落と新楽(しがく)の集落との間に現に新宮という小字名のうちに馬をつないだであろうと思われる番場や、湯茶を接待したらしい茶屋地という地名で呼ばれている土地がある｣と。続けて｢昔はここに鎮守の杜があったが、大洪水の時に流失して祭神がなくなったので、多賀大社から月讀神社の祭神を授かり現在地に造営された｣と。｢新楽｣｢新宮｣の詳細地はともに不明。上流の方でしょうか。創建時期も不明、文面から察するに原初のご祭神も不明。また月讀命を勧請してきた理由も不明。

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